今年1、2月の観光目的の入国者数が過去最高の493万人になったことがわかった。国、地域別では韓国、中国、台湾、アメリカ、香港、タイなどであった。
　観光立町を目指し、年間入れ込み客数300万人を目指す本町においても、今後のインバウンド需要をどう獲得していくかは重要なことだと思っている。
　先日、出張で富山県を訪れたが、外国人の訪問客があまりにも多いことに驚かされた。駅の売店で中年の女性の売り子さんに「欧米人と思わしき買い物客が多いようですが、言葉は大丈夫ですか？」と問うたところ、「これがあるから大丈夫です。あとは身振り手振りで何とか乗り切っています。」といって、翻訳機能付きのタブレットを見せてくれた。
　町としても、インバウンドを呼び込むためには受け入れる側の準備がもっと必要だと思い知らされた。多言語化やデジタル化の推進、デジタル機器の使いこなしなど、早急に取り組まなければならないと痛感させられた。