町長の日記 9月12日号
空っぽだった道の駅のお米売り場にやっと新米が並び始めた。ただし、例年よりは値段は高めであり、コシヒカリの玄米10キロ一袋が4,500円となっている。消費者の皆さんには痛いだろうが、ご理解いただきたいのは、これまでのお米の値段が安すぎたのであり、中山間地域の茂木町の米農家にとっては、これでどうにか赤字が出ないで済む程度の値段だということだ。
実は全国では、ここ数年、米農家の倒産、廃業、解散がこれまでにないペースで進んでいる。生産コストが高止まりしていて利益が出ないからだ。肥料も光熱費も資材も農薬も高騰分をお米の値段に転嫁できないことが原因だ。
私は、今のような状況が続くとすれば、来年はさらにお米が高騰するのではないかとみている。国は基本法の改定において「食料の安全保障」を高らかに宣言したが、日本人の主食であるはずの「お米」にはあまりにも不安要素が多すぎて、今のままでは食料の安全保障が確保できるのか、甚だ心配だ。
実は全国では、ここ数年、米農家の倒産、廃業、解散がこれまでにないペースで進んでいる。生産コストが高止まりしていて利益が出ないからだ。肥料も光熱費も資材も農薬も高騰分をお米の値段に転嫁できないことが原因だ。
私は、今のような状況が続くとすれば、来年はさらにお米が高騰するのではないかとみている。国は基本法の改定において「食料の安全保障」を高らかに宣言したが、日本人の主食であるはずの「お米」にはあまりにも不安要素が多すぎて、今のままでは食料の安全保障が確保できるのか、甚だ心配だ。
茂木の美味しいコシヒカリ(玄米)10キロ袋
同じく30キロ袋
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