町長の部屋 5月19日・18日号
【5月19日】とちぎの元気な森づくり県民税

とちぎの元気な森づくり県民会議に出席
してきました。
一昨年に導入した「とちぎの元気な森づ
くり県民税」について話し合う会議です。
現在、県民から、個人は一人700円、
法人は均等割額の7%(たとえば資本金
1千万円以下の企業で1400円)の税
を徴収しています。
森林は、きれいな水や空気を育み、地球
温暖化を防止するなど私達の生活に欠か
せない大切な財産です。
しかし、今その森林で何が起きているか。
木材価格の低迷により、管理を放棄する
範囲がどんどん増えており、森林は荒廃
の一途をたどっています。
してきました。
一昨年に導入した「とちぎの元気な森づ
くり県民税」について話し合う会議です。
現在、県民から、個人は一人700円、
法人は均等割額の7%(たとえば資本金
1千万円以下の企業で1400円)の税
を徴収しています。
森林は、きれいな水や空気を育み、地球
温暖化を防止するなど私達の生活に欠か
せない大切な財産です。
しかし、今その森林で何が起きているか。
木材価格の低迷により、管理を放棄する
範囲がどんどん増えており、森林は荒廃
の一途をたどっています。
たとえば、栃木県の県土は55%が森林ですが、その3分の1は日光市に
あります。
その日光市の人口は約9万人で、栃木県の総人口の4.5%にすぎません。
言いかえれば、4.5%パーセントのわずかな人々が、県の森林の3分の1
を維持管理しているのです。
しかも、高齢化率が進み、一層厳しさが増しています。
山の仕事は厳しく、また、何十年もかかって大切に木を育てても、ほとんど
収入になりません。このままでは、本当に大変なことになってしまうのです。
森林が整備され綺麗な水や空気が確保されるという事は、県民みんなのため
でもあるのです。だから、この税が導入されたのです。
この税は「取られる」のではなく、つらい山仕事を通じ森林を守ってくれて
いる方々に感謝の気持ちを込めて「もらっていただく」ものなのであります。
その一方で、使わせていただくほうは、やはり、公開の場で説明責任を果たし
ながら、ありがとうという気持ちを持って事業を展開していくことが必要だと
思っています。
茂木町でもいろいろなところに使わせていただいております。
下草刈り、間伐、東屋整備、植栽、中学校の机、いすの整備など、大変有効に
使わせていただいています。
21世紀は環境の時代でもあります。政府は、二酸化炭素25%の削減と国産
木材50%の利用を目標に掲げました。
私は、今こそ一人でも多くの方々に森林に目を向けてもらいたいと思っています。
そして、森林を守るという事は、まずは、農山村の人々の暮らしを守ることだと
いう事に気付いてほしいと思っています。
あります。
その日光市の人口は約9万人で、栃木県の総人口の4.5%にすぎません。
言いかえれば、4.5%パーセントのわずかな人々が、県の森林の3分の1
を維持管理しているのです。
しかも、高齢化率が進み、一層厳しさが増しています。
山の仕事は厳しく、また、何十年もかかって大切に木を育てても、ほとんど
収入になりません。このままでは、本当に大変なことになってしまうのです。
森林が整備され綺麗な水や空気が確保されるという事は、県民みんなのため
でもあるのです。だから、この税が導入されたのです。
この税は「取られる」のではなく、つらい山仕事を通じ森林を守ってくれて
いる方々に感謝の気持ちを込めて「もらっていただく」ものなのであります。
その一方で、使わせていただくほうは、やはり、公開の場で説明責任を果たし
ながら、ありがとうという気持ちを持って事業を展開していくことが必要だと
思っています。
茂木町でもいろいろなところに使わせていただいております。
下草刈り、間伐、東屋整備、植栽、中学校の机、いすの整備など、大変有効に
使わせていただいています。
21世紀は環境の時代でもあります。政府は、二酸化炭素25%の削減と国産
木材50%の利用を目標に掲げました。
私は、今こそ一人でも多くの方々に森林に目を向けてもらいたいと思っています。
そして、森林を守るという事は、まずは、農山村の人々の暮らしを守ることだと
いう事に気付いてほしいと思っています。
【5月18日】 道の駅もてぎのギャラリー
道の駅もてぎで、「直江はるみの百彩の花むすび」が行われています。
主催するのは、茂木町の花のアーティスト直江はるみさんですが、
父親の歌人小勝明さんと、お兄さんの日本刻字協会の勝戴山さんの親子3人の
コラボレーションが実に見事で、おもてなし情報館は、まるでおとぎの国に
紛れ込んだような雰囲気です。
私が感心して見入っていると、お父さんの小勝さんが、
「町長さんですね。それではこれをひとつプレゼントいたしましょう」
といって、グラスの中に達筆な短歌が読まれている置物をくださいました。
歌は、
「金色のゆずのなる里明るかり 十年ぶりに嫁ごが来ると」
というものでした。
この置物は、役場玄関に飾って多くのみなさんに見てもらいたいと思って
います。
この催しは、今月23日まで道の駅もてぎで開かれています。
主催するのは、茂木町の花のアーティスト直江はるみさんですが、
父親の歌人小勝明さんと、お兄さんの日本刻字協会の勝戴山さんの親子3人の
コラボレーションが実に見事で、おもてなし情報館は、まるでおとぎの国に
紛れ込んだような雰囲気です。
私が感心して見入っていると、お父さんの小勝さんが、
「町長さんですね。それではこれをひとつプレゼントいたしましょう」
といって、グラスの中に達筆な短歌が読まれている置物をくださいました。
歌は、
「金色のゆずのなる里明るかり 十年ぶりに嫁ごが来ると」
というものでした。
この置物は、役場玄関に飾って多くのみなさんに見てもらいたいと思って
います。
この催しは、今月23日まで道の駅もてぎで開かれています。
玄関に飾らせていただきます
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459