妻が、今年初めて我が家の農園からダイコンを採ってきた。私も驚くほどの出来栄えで驚いた。「今年は何故こんなによくできたのか」と尋ねると、妻は「種はサカタの『冬自慢』で去年と一緒だし、作り方も肥料もほとんど変わらないのに、どうしてでしょうね？」と首を傾げている。「夏が過ぎても暑さが続いていたので、種蒔きを遅らせたのが良かったのかしら」とも言う。要は「よくわからない」ということだ。
　私が、妻の一人農業を手伝い始めて思ったことは、「農業は科学的に行わなければだめだ」ということだ。そのためには「記録を付ける」「本を読んで学習する」ということなどが大切なのだろうが、私も妻も行き当たりばったりだ。これからは、もう少し意識して農業を勉強してみようかと思っている。