町長の日記 12月24日号
何年もそのままだった床下収納を開けてみて驚いた。母が漬けた梅干しの瓶が大量に出てきたのだ。母が亡くなって7年が過ぎるが、随分と長い間、収納庫は開かずの扉のままで梅干しも放置されたままであった。妻によると、「おばあちゃんは、健康に良いと、毎日、梅干しを一つ、お茶に入れて飲んでいた」そうだ。私はそんな母の習慣は全く知らなかった。
全部で7つの瓶が出てきたが、一番古いのは平成21年のもので(蓋に貼ったガムテープに「H.21.8」と記されている)、15年も前のものだ。どの梅干しも黒ずんでいて、すでに食べごろは過ぎている。ただ、ゴミとして処分するのもためらわれて、妻の一人農業の畑の隅に埋めさせてもらうことにした。
日曜日の午後、一人で畑の隅に穴を掘り、ひとつひとつ瓶を開けて梅干しを取り出して土に埋めたのだが、恥ずかしながら生前の母の顔が思い浮かばれ、また、母の習慣も知らなかったことが申し訳なく、少し胸が詰まってしまった。
全部で7つの瓶が出てきたが、一番古いのは平成21年のもので(蓋に貼ったガムテープに「H.21.8」と記されている)、15年も前のものだ。どの梅干しも黒ずんでいて、すでに食べごろは過ぎている。ただ、ゴミとして処分するのもためらわれて、妻の一人農業の畑の隅に埋めさせてもらうことにした。
日曜日の午後、一人で畑の隅に穴を掘り、ひとつひとつ瓶を開けて梅干しを取り出して土に埋めたのだが、恥ずかしながら生前の母の顔が思い浮かばれ、また、母の習慣も知らなかったことが申し訳なく、少し胸が詰まってしまった。

母が漬けた平成21年の梅干し

畑の隅に埋めた
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