町長の日記 5月12日号
5月3日、憲法記念日。衆議院憲法審査会の会長が初めて野党議員になったことで、憲法論議が活発化しているという。先の衆院選挙で自民党が大敗し、改憲に必要な議席が衆院で失われたことで、野党が「憲法改正のハードルが高くなった」と思ったことが要因らしい。おかしな話だ。
戦後80年。日本国憲法が施行されて78年。しかし、長い年月の間に、国内はもちろん世界が制定時からは予想もされない状況になってきていて、憲法が現状に合わなくなってきているのも事実だ。そのことは国民の多くが感じ始めているのではないか。一票の格差是正による選挙区の合区問題、会員制交流サイトによる人権侵害、虚偽情報の拡散など、今の憲法下で対応できるのか。
現行憲法には96条に憲法改正の手続きが記されている。それは、この憲法が将来実情に合わなくなった時の改正を見越しての規定であり、憲法は一字一句変えてはならない「不磨の大典」ではないことの証である。国会議員には、ぜひ、現実を見つめ、真剣で建設的な議論を進めていただきたい。
戦後80年。日本国憲法が施行されて78年。しかし、長い年月の間に、国内はもちろん世界が制定時からは予想もされない状況になってきていて、憲法が現状に合わなくなってきているのも事実だ。そのことは国民の多くが感じ始めているのではないか。一票の格差是正による選挙区の合区問題、会員制交流サイトによる人権侵害、虚偽情報の拡散など、今の憲法下で対応できるのか。
現行憲法には96条に憲法改正の手続きが記されている。それは、この憲法が将来実情に合わなくなった時の改正を見越しての規定であり、憲法は一字一句変えてはならない「不磨の大典」ではないことの証である。国会議員には、ぜひ、現実を見つめ、真剣で建設的な議論を進めていただきたい。
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