町長の部屋9月3日号
竹屋のかき氷②
確かに「東京の喫茶店で食べたかき氷」より、「竹屋のかき氷」の方がはるかにうまかった。
理由は以下の事にあると思う。まず、氷が違う。東京では家庭用冷凍庫かあるいは業務用製氷機でつくる2~3センチ四方の濁った角氷を使う。しかし、竹屋で使っているのは、かき氷用に製氷業者によって作られた1メートル四方もの大きな氷の塊を、氷用ののこぎりで18センチ四方までにした透明な氷だ。もっと詳しく言えば、氷の原料の水が違う。東京のまずい水道水と、田舎のおいしいミネラル豊富な地下水の差だ。また、濁りがあるのは空気を抜く作業がされていないからだ。
次に、機械が違う。竹屋にあるのは氷の塊をしっかり挟んで、右側のハンドルを回しながら、竹屋のおじちゃんが職人芸で研いだ刃で削る機械だ。色も涼しげなあせた水色だ。東京のは角氷を上から入れてガラガラガラと砕いている機械だ。また、音も違う。サッサッサッという音と、ガラガラガラという音の違いだ。かき氷は削るもんで砕くものじゃあない。サッ、サッ。サッとミリ単位で削る氷でなきゃいけない。
そして、シロップも違う。東京のは近くのスーパーで買ってきた大メーカーの小瓶の家庭用シロップだ。竹屋のシロップは昔からの専門メーカーが研究に研究を重ねてかき氷にちょうど良い甘さに仕立てた一升瓶入りのシロップだ。そこから少しずつ昔の卓上醤油瓶につめかえて使うのだ。更には東京の器はきらびやかなだけの、ただのガラスの器だ。竹屋は違う。昔ながらのギヤマン仕立てだ。
さらに決定的なのは、東京の喫茶店にはクーラーがあってキンキンに冷えていたが、竹屋にはクーラーなどは勿論なかった。やっぱりかき氷は、暑い熱い外気温と同じ縁台の上で、汗を拭きながら食べるものだろう。ともかく、もう一度、あのかき氷を食べてみたいと思っているのは、私だけではないと思う。
理由は以下の事にあると思う。まず、氷が違う。東京では家庭用冷凍庫かあるいは業務用製氷機でつくる2~3センチ四方の濁った角氷を使う。しかし、竹屋で使っているのは、かき氷用に製氷業者によって作られた1メートル四方もの大きな氷の塊を、氷用ののこぎりで18センチ四方までにした透明な氷だ。もっと詳しく言えば、氷の原料の水が違う。東京のまずい水道水と、田舎のおいしいミネラル豊富な地下水の差だ。また、濁りがあるのは空気を抜く作業がされていないからだ。
次に、機械が違う。竹屋にあるのは氷の塊をしっかり挟んで、右側のハンドルを回しながら、竹屋のおじちゃんが職人芸で研いだ刃で削る機械だ。色も涼しげなあせた水色だ。東京のは角氷を上から入れてガラガラガラと砕いている機械だ。また、音も違う。サッサッサッという音と、ガラガラガラという音の違いだ。かき氷は削るもんで砕くものじゃあない。サッ、サッ。サッとミリ単位で削る氷でなきゃいけない。
そして、シロップも違う。東京のは近くのスーパーで買ってきた大メーカーの小瓶の家庭用シロップだ。竹屋のシロップは昔からの専門メーカーが研究に研究を重ねてかき氷にちょうど良い甘さに仕立てた一升瓶入りのシロップだ。そこから少しずつ昔の卓上醤油瓶につめかえて使うのだ。更には東京の器はきらびやかなだけの、ただのガラスの器だ。竹屋は違う。昔ながらのギヤマン仕立てだ。
さらに決定的なのは、東京の喫茶店にはクーラーがあってキンキンに冷えていたが、竹屋にはクーラーなどは勿論なかった。やっぱりかき氷は、暑い熱い外気温と同じ縁台の上で、汗を拭きながら食べるものだろう。ともかく、もう一度、あのかき氷を食べてみたいと思っているのは、私だけではないと思う。
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